消臭抗菌剤 聖
ケミカル商品
聖は植物性中和分解型の消臭抗菌剤です。一般の香料でごまかすマスキング法と違い植物の持つテルペン等が悪臭成分と反応し消臭する中和分解型です。
世の中で悪臭と言われている臭気は硫化水素、メチルメルカプタン、アンモニア、アミン等々各種の悪臭がありますが、細菌の増殖による悪臭の発生がかなりの原因になっている事は周知のとおりです。
現在一般に出回っている消臭剤では、その場限りの消臭にすぎず、除菌を付与した消臭剤においても除菌剤の効力が長続きせず、雑菌の増殖による悪臭の再発生という欠点があります。
成分(防腐、抗菌、消臭)
消臭成分
樹木、種子、果実等より抽出した精油成分
(代表的な植物 松、オオバコ、ミント、柑橘類他)
抗菌成分
β-ツヤプリシン、イソチオシアン酸アリル、他不揮発性有機抗菌剤
本製品は消臭抗菌剤を安全な食品添加物に加え製作したものであり本剤の安全性は別紙、製品安全データシートに記載したとおりです。
物質の特定
単一製品・混合物の区別 | 混合物 |
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化学名 | 植物性精油水溶液 |
成分及び含有量 | 植物性精油 |
化学式又は構造式 | - |
官報公示整理番号 | 植物性精油 |
化審法番号 | - |
CAS NO | - |
国連分類及び国連番号 | 該当せず |
危険有害性の分類
分類の名称 | 分類基準に該当しない。 |
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危険性 | 水溶性のため火災・爆発の危険性はない。 |
有害性 | 安全な物質と推定される。 |
環境影響 | 難生分解性物質を含有せず。 |
応急処置
目に入った場合 | 直ちに流水で15分以上洗眼し、後で医師の診断を受ける。 |
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皮膚に付着した場合 | 石鹸及び水でよく洗い流す。 |
吸入した場合 | 不快を覚えたら、換気の良い場所に移る。水でうがいをする。 |
飲み込んだ場合 | 直ちに吐き出させ、速やかに医師の手当てを受ける。 |
火災時の措置
消化方法 | 火災の危険性はない。 |
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消火剤 | - |
漏出時の措置
作業の際には必ず保護具(眼鏡、ゴム手袋)を着用する。
こぼれた場合は水で洗い流す。
取扱い及び保管上の注意
取扱 | 保護眼鏡、ゴム手袋など保護具を着用し、容器を転倒、落下衝撃を与える、又は引きずる等の粗暴な取扱いをしない。 |
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保管 | 容器は密閉し、直射日光を避け、屋内で常温(30℃以下)にて 保管のこと。高温になる熱源近くには置かないこと。 |
暴露防止措置
管理温度 | 設定されていない。 |
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許容温度 | 日本産業衛生学会(1994年度版):設定されていない |
設備対策 | 特別な設備対策は要しないが、換気を充分に行うと共に洗顔設備等を設けることが望ましい。 |
保護具 | 呼吸用保護具・不要 |
保護眼鏡 | 普通型保護眼鏡等 |
保護手袋 | ゴム手袋等 |
保護衣 | 定められた作業着、安全靴を着用する。 |
物理/化学的性質
外観等 | 淡緑色液体(固有の臭気を有する) |
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沸点 | (水溶液)揮発性なし |
融点 | (水溶液)比重:約1.0(20℃) |
溶解度/水 | 任意に溶解 |
その他 | pH約6.0 |
危険性情報(安定性・反応性)
引火点 | なし |
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発火点 | なし |
爆発限界 上限 | 該当せず |
爆発限界 下限 | 該当せず |
可燃性 | 該当せず |
発火性(自然発火)(水との反応性) | なし |
酸化性 | なし |
自己反応性・爆発性 | なし |
粉塵爆発性 | なし |
安定性・反応性 | 通常の取扱条件(屋内、常温)においては安定 |
その他 | なし |
有害性情報(人についての症例、疫学的情報を含む)
皮膚腐食性 | なし |
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刺激性 皮膚刺激性 | データなし |
眼刺激 | データなし |
急性毒性(50%致死量等を含む) | LD50 マウス経口 30120mg/kg 投与14日後において雌雄共体重変化は見られなかった。 又、死亡率についても何ら異常は認められず、死亡率 0% であった。 |